親しい人が入院したと聞けば、何とか励ましてあげたい、元気になって欲しいと思ってお見舞いに行こうと考える人はたくさんいると思います。また何か患者さんが喜ぶような役に立つ手土産を持って行きたいと考えるのもごく自然なことです。
でも実際、何が適当か悩んでしまうことも多いものです。手っ取り早く何か美味しいものを差し入れたいと思っても、患者さんに食事制限がある場合はそうはいきません。そこで食べ物以外で患者さんが喜ぶ手土産を考えてみたいと思います。
Contents
入院のお見舞いに喜ばれる手土産は患者さん自身がほしいもの!

入院中のお見舞いですから、患者さん自身が欲しいもの、喜ぶものまた必要な物を持って行きたいものです。
趣味に合うものを差し上げる
まず誰もが考えるのは患者さんの趣味に合った本はどうだろう、ということでしょう。
ベッドで読むものですから、小型の文庫本のようなものやパズルや漫画のような軽い読み物は喜ばれます。年配の方だったら、家族やお孫さんの写真を入れた写真立てを飾ってあげるのも良いでしょう。入院が長期になる場合には写真を時々新しいものに取り換えてあげるのも歓迎されます。
テレビを見たり、絵を描いたりできるくらいに回復した人ならば、テレビカードを数枚差し上げるとか、大人の塗り絵などを色鉛筆と一緒届けるのも気の利いたプレゼントになります。
趣味がわからなければ役立つものを差し上げる
患者さんの趣味や好みが分からない場合ならば、いつでも役に立つ上質のタオルや靴下、ウエットティッシュなど、女性ならばハンドクリームもいいですね。
心のこもったメッセージはいつ貰っても嬉しいもの
また何よりも心のこもったものとしては、お見舞いのカードや手紙は貴重です。 ただ「頑張ってね」というよりも、「あなたが帰って来るのを待っています。」とか「また一緒に遊園地に行こうね。」など明るい気持ちになれるようなメッセージが書かれていれば、患者さんもきっと嬉しくなるでしょう。
入院見舞いのプレゼントは注意が必要な物もあります!

入院見舞いとしては気をつけなければならないものもあります。
例えば入院見舞いの定番の花は、心が和むものですけれど、最近は病院によっては生の花は禁止になっているところがあるので事前に確認する必要があります。禁止になっていない場合でも、臭いがきついものは避けるべきでしょう。寝付くことを連想させるので鉢物は好まれません。赤い花や白い菊も避けた方が無難です。
最近は本物そっくりのプリザーブドフラワーが好まれていますので、小ぶりものでやさしい色の花なら喜ばれると思います。パジャマやスリッパは入院が長引くことを予想させるので好まないという人もいるので、避けた方が良いかもしれません。
入院のお見舞い喜ばれる手土産!心の伝わる贈り物まとめ
入院のお見舞いは基本的には患者さんの負担にならないもので、ご本人が喜びそうなものを少しだけ、心のこもった手紙などを添えて持って行ったらよいのではないでしょうか。